じめじめとした梅雨が終わり
ホッとします。
少しずつ秋が近づいているのを感じていると
ふと気が付きました。
革靴にカビが生えていました。
最近はコロナの影響で外に出ることが少なくなり
革靴を履く機会がめっきりなくなりました。
するとしっかりカビが生えていたのです。
以前ビルケンシュトックのインソールにカビが生えていましたが
今回は違う革靴の表面に生えていたのです。
それで色々調べてカビを落としたのですが
今回行ったカビの落とし方をご紹介します。
カビが生えた革靴の現状写真
まずは現状どのようにカビが生えていたのか
写真を張り付けておきます。
こちらはドレスシューズです。
少し見えにくいですが
うっすらとカビが生えています。
点々と白くなっているのがカビです。
ダナーのスノーブーツにもカビが生えていました。
こちらは分かりやすいですね。
そしてひどいですね。
保管方法はどちらも同じで
靴箱の中に入れるのではなく
玄関に置いていただけなのですが
カビが生えてしまいました。
密閉されている環境ではないので
風通しもあるだろうと油断していました。
では実際にカビを取ってみましょう。
革靴のカビを取る方法
カビを取るときに意識することは
- 完全に除去すること
- 予防すること
の二つです。
完全に除去しなければまた発生してしまいます。
そしてしっかり予防できていないと
湿度や風通しの影響でまた生えます。
それでこの二つを徹底してください。
そのためにはアルコール除菌剤などが必要になってきます。
ただ布でカビを取るだけでは
完全に落としきれず
少し残ったカビが繁殖してしまいます。
今回使ったのはこちら
コロンブス・カビ用ミストプラチナ
予防もできます。
では実際にカビを落としてみましょう。
準備
必要なものは
- コロンブスカビ用ミストプラチナ
- 布
- 新聞紙
の3つです。
布はコロンブスの除去剤を付け拭くのに使います。
新聞紙は除去剤が床につくのを防ぎます。
手順・写真付き
では実際にカビを落としてみましょう。
まずはコロンブスのカビ用ミストプラチナ
新品で購入するとビニールがついているので
それをとりましょう。
そしてスプレー部分のストッパーを外します。
ストッパーを左右に動かしロックを解除します。
そして準備した布にスプレーします。
しっかり布に染み込ませることができたら
カビの部分を拭き
カビをふき取っていきます。
ときどきふき取る布の面を変えましょう。
カビが付いた布でそのまま拭いていると
布に付いているカビが広がってしまいます。
きれいな布の面でふき取ってあげてください。
とてもきれいになりました。
同じ要領でダナーのスノーブーツのカビも落としていきます。
こちらの方がカビがひどいので分かりやすいと思います。
スノーブーツの場合
革質的に革の表面と中にもカビが侵食している感じ
がしたので先ほどより少し多めに
布にスプレーをかけました。
しっかり布に染み込ませて拭いていきます。
見る見るうちに取れていきます。
もっと取りにくいのかと思いましたが
拭くだけで簡単に取れます。
縫合部分は特にしっかりカビ用ミストを染み込ませます。
写真以外にも他の部分にカビが生えていましたので
しっかりふき取りました。
とてもきれいになりました。
最後に全体的に直接スプレーします。
落としきれなかったカビを除去すると同時に
今後カビが発生しないよう抑制します。
10cmくらい離してスプレーします。
若干びちゃってなります。
ダナーのスノーブーツにもスプレーしました。
こちらの方がひどかったので
少し多めにスプレーしました。
縫合部分は中に染み込ませる気持ちで
しっかりスプレーしました。
後は風通しの良い場所でしっかり陰干しします。
そしてクリームなどでしっかりメンテナンスします。
以上で作業終了です。

ビフォー・アフター
思った以上に簡単にカビを取ることができました。
時間もそんなにかかっていません。
一応ビフォーアフターの写真を載せておきます。
ビフォー
アフター
カビはきれいに落とすことができています。
カビを発生させないために
革靴にカビが発生するのは
温度・湿度
が関係しています。
カビが発生しやすいのは
- 20℃~30℃
- 80%の湿度
と言われています。
梅雨時期は要注意です。
風通しを良くする
上記のカビが発生しやすい環境を
作らないために
風通しをよく
しましょう。
靴箱があるなら定期的に扉を開けます。
喚起をします。
しかし今回のように靴箱に入れていなくても
カビが発生します。
それでときどき靴を出し入れしたり
サーキュレーターで玄関の空気を回したり
していこうと思います。
メンテナンス
やはり普段からメンテナンスすることが大切です。
特に革靴は毎日履くものではないので
放置しがちですが
カビが発生しやすいので
普段からメンテナンスを怠らないようにしましょう。
また靴のメンテナンスだけではなく
玄関周辺のメンテナンス(掃除)
もしっかりしましょう。
靴箱があるなら靴箱の掃除もします。
そうすることで換気にもなり
カビの予防をすることができます。
おすすめのカビ取り剤
今回使った
コロンブスのレザーキュアカビ用ミストプラチナ
は簡単にカビを取ることができて
カビの抑制もできます。
カビを取った後にスプレーしておけば
革靴にカビが生えるのを防ぐことができます。
以前からコロンブスのレザーキュアスプレーはありましたが
こちらは新商品でプラチナが配合
されました。
今回は写真を撮りながらカビを取ったので少し
時間がかかりましたが
カビを取るだけならほんの数分で取ることができます。
今回使って簡単にカビを取ることができたのでおすすめです。
まとめ
お気に入りの靴にカビが生えていると
正直ショックです。
一つ生えていると他の靴にも生えていたりするので
正直落とすのもめんどくさいです。
こうした苦労をしないためにも
普段から換気やメンテナンスを心がけましょう。
もしカビが生えてしまったら
今回の除去剤と手順で落としていただければと思います。
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